『世界でいちばん素敵な科学の教室』
中高と理数系は壊滅的な成績だった…。
今になって『理』の方は面白いと思える。
『数』は一生無理っぽいが。(´-ω-`)
当時は、ただ「なんとかの法則」を暗記して試験してって感じだった。
私が知りたかったのは、『科学者が何に疑問を持ち、なんでその考えに至ったのか』だったんだなぁと、今になって思う。
でも、昔は何が解らないのか解らない状態だったからなー。
この本、半分位は科学者の話になっていて興味深い。
ニュートンが「リンゴが落ちるのを見て万有引力を発見した」と教科書で教わったけど、この本だと「リンゴは落ちるのに、月が落ちないのはなぜか?」と疑問に思い、と書いてあって納得出来る。
丸い月ってジーーっと見てると、落ちて来そうだなぁと思う時があるもんなぁ。
疑問や好奇心が科学に発展する事を学生時代に知っていれば、地を這うような成績も もう少しなんとかなったかも。
人生やり直したい…orz
Q・科学はいつ頃から始まったの?
Q・二名法ってなに?
Q・地球の重さはどうやって量るの?
Q・ケクレの夢って、どんな夢?
巻末に『科学・発見の歴史』の年表もある。
サイエンスなラブコメ漫画の
『決してマネしないでください/蛇蔵』で、
「物理学は自然がどんなルールでできているのか 数学を使って解き明かす学問です」
「たとえば宇宙の始まりや宇宙の果てに行くことは出来ませんが 物理学を使えば そこで何が起きているのか知ることが出来るんです」
「考えるだけで宇宙の果てまで行ける それが物理学です」
物理学ってロマンチックな学問だなぁ(*´-`)
今になって知る事が楽しい。
昔じゃ存在しなかった、興味を持たせる書籍が色々あるからなぁー。